・竣工年：2016
・所在地：埼玉県所沢市
・構造：木造（新板倉工法）
・規模：地上2階のうち下屋部分
・工務店：素材工房
AMBIEXで2011年に設計した「自然に包まれる治療院を併設する家」のリノベーションです。
住宅に併設した治療院を住宅仕様にリノベーションし、キッチンやロフトを新たに設けました。
外部には、広いウッドデッキとパーゴラを新設し、植栽とルーバーにより、道路からの視線を緩やかに遮っています。
内装の既存板張りや梁は、白く塗装し、明るくやわらかい印象の空間となりました。
吊りロフトのあるリノベーション｜埼玉県所沢市
外観
リビングダイニング（もとは施術スペースでした）
キッチンスペース（もとは治療院の受付カウンターでした）
オールステンレスのシンプルなキッチンとブルーグリーンのモザイクタイル。
キッチン裏の収納には、風合いのある柿渋和紙を張りました。
リビングダイニングの壁一面を磨きしっくいに。落ち着いた色合いです。
内装の既存板張りや梁は白く塗装しました。明るくやわらかな印象の空間になっています。
トイレの建具も白く塗装しています。
ホールからリビングダイニングを見たところです。手前にはヒノキの縦格子とロフトはしご。
吊りロフトです。小屋裏スペースを利用し、ロフトの天井高を確保するためにロフト床を梁から吊っています。
ロフトです。無塗装の杉板張りとしっくいに囲まれた秘密基地のような小空間です。
リビングダイニングとウッドデッキをつなぐ開口部は、高断熱性能のフルオープンサッシを設置しています。
古色の外壁に白いサッシが映えます。
ウッドデッキから玄関方向を見たところです。木質の空間に緑が映え、やわらかな印象を与えています。
ウッドデッキの外観です。パーゴラと木ルーバーで道路側からの視線を緩やかに遮りながら、プライベート感のある空間としました。
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