また、本物の住宅を考えたときに、重要なのは「日本の風土に合い」、「長期的に耐久性があること」だと考えています。
もちろん、建築基準法による基準をクリアすることは重要です。
その上で、我々は、湿潤で移り変わる日本の気候を想定し、新築時だけではなく、何百年先にも同じ耐久性があるかという視点をもって建築をしています。
やはり、それを実現するためには、国産木材の力を最大限に活用できる工法が必要ではないかと考えています。
さらには、家を建てれば建てるほど、森が守られる仕組みづくりをしています。
山側の生活が成り立たたなければ山は荒廃していく一方です。
森と林業者を守れるフェアトレードの木材を使用しています。
他にも、長持ちする住宅を建てたあとの市場価値を担保できるような中古市場をつくること、長持ちさせるためのメンテナンス方法の提案なども行っています。
家づくりの川上から川下までコーディネートしています。
住宅をキーに社会に良循環を生み出していきたいと考えています。