先日、S様邸上棟式を行いました!
上棟式は無事棟上げできたことをお祝いし、
また、職人さんたちに対しては、その労をねぎらい、
これからもよろしくお願いします、という気持ちを伝える大切な場面です。
当日の天気は晴れ。事務所付近は五月とは思えない暑さでしたが、
現場につくと、暑さが和らぎ、かすかにふく風が肌に心地よいくらい。
上棟式日和です。
先日、S様邸上棟式を行いました!
上棟式は無事棟上げできたことをお祝いし、
また、職人さんたちに対しては、その労をねぎらい、
これからもよろしくお願いします、という気持ちを伝える大切な場面です。
当日の天気は晴れ。事務所付近は五月とは思えない暑さでしたが、
現場につくと、暑さが和らぎ、かすかにふく風が肌に心地よいくらい。
上棟式日和です。
手刻みの木材が見事に組み上げられます。
近くで見ると、その細かい仕口継手を見ることができます。
柱が太くて、多いので、遠くから見ても迫力があります。
構造段階では、よく通行人のおじちゃんに、
「立派なのが建ってるねー」と言われたりします。
祭壇を設け、お供物を祭壇にあげます。まずは祝詞奏上。
玉串奉奠。
四方祓い。
記念に込み栓をハンマーで打ち込みます。手刻みの柱や土台、梁を堅木でとめます。
お神酒で乾杯。
上棟式が無事終了すると、直会(なおらい)です。
S様の奥様が、なんと手作りでお弁当を作ってくれました!
みんなでいただきます。
美味しさに感動。お店出せます。
緑に囲まれた環境と、木の香りで落ち着きます。
職人さんたちとも和やかな雰囲気でお話します。
職人さんと顔が見える関係をつくることはとても大切なことです。
建て主さんは安心して、現場に足を運べますし、
職人さんはより心を込めて家づくりにむかうことができます。
最後には、建て主様からお言葉をいただきました。
「300年住宅を考えてみました。
もし今、そのような住宅があるとしたら、1714年新築ということになりますね。
徳川吉宗、暴れん坊将軍の時代です。
そのような建物はなんと呼ばれるか、、
おそらく歴史的建造物と呼ばれるでしょう。」
そう思うと、感慨深いものがあります。
そのような住宅が世の中にどれほどあるでしょう。
S様邸では、庭に菜園をつくります。
また、太陽光パネルとバッテリーシステムを入れ、
商用電源(電線)を繋げず、電気も自給する予定です。
「ここから『ムーヴメント』をおこしたい」とS様は言います。
その言葉に、すごくわくわくさせられました。
そんな想いをもった建て主様と一緒に家を建てられることは、なんと素敵なことなのでしょう。。
***
「ほー、あの立派な家、完成したか」
完成後、先ほどのおじちゃんが通りすぎます。
しばらくして振り返り、首をかしげながら言います。
「あれ、この家、電線がつながってない?!」
その光景が目に浮かびますね。
楽しみ。