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【報告】天使のコシカケ展

先日、「天使のコシカケ展」に行ってきました!

 

3/1318、神楽坂のギャラリーで天使のコシカケ展が開催されました。
【報告】天使のコシカケ展
【報告】天使のコシカケ展

天使のコシカケとは・・・

2014年1月4日にスタートした端端材や間伐材を使って家具をつくるプロジェクト。

ウィスキーなどが樽の中で熟成中に蒸発して減少する分を 「天使のわけまえ」と呼びます。

これと同じように、家や家具などつくる時にでる「端材」や建築物などを

取り壊す時に処分する「廃材」なども「天使のわけまえ」と考え、有効に活用する方法を考えました。

「天使のわけまえ」にドリルで穴を開け、テンションをかけた金属の脚を差し込むことで、

誰でも簡単に自分だけの椅子をつくることができるシステムです。

 

様々なデザイナーの作品が展示されていました。

【報告】天使のコシカケ展

(駐車場に使われていた木材)

【報告】天使のコシカケ展

(学校の机を再利用)

今回、このプロジェクトの企画をしているうちのひとり、すまうとの野木村さんという家具屋職人さんが、天然住宅とコラボレーション作品として、栗駒の木材(端材)を使用してつくってくださいました。もちろん、接着剤も使用しない安全な椅子です。ステンレスは錆びないので、木材が古くなったら、木部だけを交換して長く使用することができます。

【報告】天使のコシカケ展

(栗駒の杉材を使用)

【報告】天使のコシカケ展

(「天然住宅×すまうと」と書かれています。)

家を建てるときには必ず端材として木材がでてしまいます。

天然住宅でも今後、それをできるだけ無駄にすることなく、このようなプロジェクトに利用していきたいと考えています。

 

今回、声をかけていただいたすまうとさんは、静岡の県産材を使い、家具をつくっている家具職人です。無垢材で家具をつくるのはとても難しいのですが、それを持ち前の知識と技術と経験で、細く、かっこよく、つくることのできるとても貴重な家具屋さんです。

 

最近では、天然住宅の活動に興味を持っていただき、無垢材でかつ化学接着剤を使用しないものをつくり始めてくださっています。そのチャレンジ精神と溢れるアイデアで、熱のこもった新作をどんどん作ってくれているので、今後、是非ご注目ください!