栗駒伐採ツアー2013
12/21~23、冬の宮城県大崎市へ、伐採ツアーに行ってまいりました。
東京駅に朝7時半集合。
栗駒伐採ツアー2013
12/21~23、冬の宮城県大崎市へ、伐採ツアーに行ってまいりました。
東京駅に朝7時半集合。
バスで約7時間。一路栗駒へ向かいます。
バスの中ではお馴染みの優さんによるお話。
到着すると、現地スタッフの皆さんがお出迎えしてくれます。
受け入れをしてくれたのは、日本の森バイオマスネットワークの皆さん。
日本の森バイオマスネットワークの大場さんと唐澤さん。
日本の森バイオマスネットワークは、森林資源の活用を進め、自然と共生する地域社会の実現を目標に、木質燃料や国産材の利用促進、キコリ講座などを行っています。
今回、伐採体験をする森は、栗駒木材が所有するエコラの森は260haあります。
ここは、20年前に産廃施設を山奥につくる計画があり、それを阻止するために栗駒木材が買った土地です。おかげでその麓の鳴子温泉郷のひとつ川渡温泉は守られたのですが、かわりに大きな借金を抱えることになりました。おまけに山は盗伐されていて、その価値をもたない山でした。その荒れた山を少しずつ整備し、はげ山にしない方法で木材を切り出し、植林しながら、自立する林業を目指しています。今では、森林組合などに「任せる林業」ではなく、自分で切り出す自立した林業「自伐林業」を目指して、専属のスタッフを配備して、林業を営んでいます。
一日目は、温泉に入り、交流会です。
夕食を前に早くも囲炉裏を囲んでの飲み始めました。
明日は作業ですので、無理のないよう。
二日目。
朝起きると窓の外には雪が。寒い。伐採日和です。
午前中は薪割り&ピザ作り体験、午後は伐採です。
意外と皆ハマっていたのが、「薪割り」です。
はじめはおそるおそる斧を振り下ろしては、芯を外し、丸太を倒したり、端っこばっかりを割っていましたが、周りの人のやり方を参考にしながら、試行錯誤するうちに、だんだんとうまくなってきました。
もしものときのために、ここに手順を記します。
①まず、丸太の斧を入れる位置に節がないかを確認します。
②切り株の上に丸太を設置し、斧を入れる位置を確認。
③心を無にして、邪念を取り除きます。(最重要)
かっこつけよう、うまくやろう、という心は禁物です。
④斧を振り上げ切り株の中心に向かい、斧の刃を落とします。
そのとき、膝を使うと狙いがぶれず、丸太の真ん中に適切な力を集中させることができます。
この要素がすべて揃うとき、カコンという音とともに、狙い通りに薪が割れます。
・・・快感。
これはやみつきになります。一日、薪割りでも良い気さえします。
子供たちも率先して薪割りを手伝います。ちょっと難しいかな(^-^)
薪割り機です。これを使うと、簡単に割れます。
優さんも、もくもくと薪をわります。
続いて、ピザ作りです。
耳の柔らかさになるまで生地を練り、各自でトッピングです。
「自分の作ったピザを食べたい!」ということで取り違えのないようにと
それぞれピザに個性を与えます。
生地を四角くしたり、目鼻口を具で型どったりと目印を付けていきます。優さん「俺のは玉ねぎが立ってるから!」と、ピザの真ん中に玉ねぎの切れ端を立てました。
が、案の定、混乱の原因に。。。
手作りの窯で焼きます。
顔を型どったピザ。おいしそうに仕上がります!
「おそらく」自分のものと思われるピザを食し、午後は伐採です!
つづく・・・