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毎年恒例 皮むき間伐&植林ツアーに行って来ました! 2013年7月号
「未来の林業を体験する」というサブタイトルが示すように、天然住宅のパートナーである栗駒木材では、多くの林産地で行われている「主流」の林業とは違った考え方で林業を営んでいます。
皮むき間伐もそうした取り組みのひとつ。立木の状態で樹皮をむき、乾燥して軽くなったところで、木を切り倒す方法です。
木が地面から水を吸い上げている4月~8月の間は、素人でも簡単にむけます。
栗駒では、この材を単なる「間伐材」にはせず、しっかりと建材として使える材として加工していきます。
さらに栗駒では、下草刈りという夏の重労働に、牛を放って、下草を食べてもらうことで、手間を減らし、コストカットにつなげています。
国の施策としての大規模林業をせず、高額な林業機械をいれず、2~3メートルの林道を造り、小規模な機械でできる自伐林業を行っています。
そのために、今年から木こりさんが二人、栗駒の山には常駐しています。
おかげで、天然住宅の木材は、はじめのはじめから顔の見える材になりました。
栗駒ではこのように様々な新しい試みを行っています。
そのため、大場さんは地元では変人扱いなんだそう。ですが、不思議なことに、持続可能な、真面目な新しい試みをしようとすればするほど、伝統を踏襲した昔ながらのやり方の応用になっていくのです。
次に大場さんがやりたいことは、木を山から下ろすのに、馬搬を使うこと。
馬に乗るためには体重制限があるそうで、そのためにダイエットをしているそう。
栗駒が行っているのは、未来の林業であり、伝統を今に活かす林業です。
今後も、定期的にツアーを開催していきますので、是非、「生」で栗駒を見て、体験してもらいたいです。
そして、変人かどうか判断してください。笑(田中竜二)
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