良い話の方は、百年前のスペイン風邪が世界的流行を起こした時に、日本は死者の比率が低かったことだ。
絶対数ではなく、死者数の割合が世界的に見て少なかったのだ。
この時、何が違っていたのだろうか。
ここにスペイン風邪での死者の比率の高かった県と、昆布の消費量の多かった県のグラフがある。
同じ年に比較されたものではないのでその点は注意してほしい。
スペイン風邪の死者数の多かった県と、昆布の消費量の多い県とは見事に逆相関しているのだ。
「あれから全然食べない県になった」とかそういうことがない限り、この傾向は健在だろう。
そうするとスペイン風邪と新型コロナウイルスが似ているとすれば、
これに対しても日本人の死亡率は高くないかもしれない。