もう一つ、世界の気温の推移を色だけで示したグラフもある。
1901年から2018年までの温度だが(図2)、一目見てわかる通りどんどん赤くなっている。
これでも「地球温暖化なんてない」と言う人もいる。
もはや「奇を衒ったことを言って目立ちたがる人」と見なされても仕方ないだろう。
さすがに「百聞は一見に如かず」なのだ。
「温暖化懐疑論」なんて呼ばれているが、これを見ても「論」というのに値する話かどうかわかるだろう。
さてぼくとしては個人でも、温暖化しないためのことはしたい。
もちろん全体で言えば日本の温室効果ガスは電力会社を始めとする大企業が排出していて、
個人のせいでないことは百も承知なのだが。
で、何をしようか。
ここで三つの段階でできることを述べたい。
もちろんそれはそれらの企業を免罪するための話ではなく、子孫たちの未来のためにできること。
幸い、世界では温暖化防止の行動をすることは企業でも当たり前になってきている。
日本企業は政府と共に相手にされない状況になりつつあるのでは、と心配である。