・竣工年：2019
・所在地：川崎市
・構造：木造
・規模：地上2階
都市部にほど近く、利便性に優れた立地であるにもかかわらず、
歴史があり、昔ながらの地形と営みの面影のある地域での建築です。
丘の上に建つこの家を、「住み開き」しながら
地域での教育や様々な活動の拠点としていきたいというお考えのもと、
人が集える場所になることを願い建てられました。
その建て主様のお考えを反映し、人が集まれるようリビングスペースを広くとっています。
リビングの掃き出し窓の外には、ウッドデッキを設け、
畑にする予定のお庭へ向かって開けた間取りになっています。
お庭は、これから野菜をつくれるように土づくりをしていく予定。
農機具を置いたり休憩をしたりするための、
小屋を建てていく計画もあります。
シンプルな建築から、
外へ、未来へと可能性が広がっていく家です。
これから、建て主様ご家族によって魂が宿っていくのが楽しみです。
未来に種を蒔く家｜川崎市
ガルバリウムの外壁、ウッドデッキは桧
総二階のシンプルな構造に平屋を増設しています。
リビングは仕切らず、人が集まれるスペースになっています。
お子様が遊んだり、お客様が来られた時はに畳スペースを建具で仕切ることもできます。
無垢杉のフローリングのLDK
LDKの中にスリット階段があります。
冬は、ペレットストーブで暖をとります。
洗面台はタカラスタンダード
ユニットバスもタカラスタンダード
キッチンは広くとりました。収納部合わせ四畳半。ご家族みんなで作業できるスペースです。
キッチンはタカラスタンダード。面材、ボックス含め、ホーロー製です。
合板を使用している箇所が極端に少なく、化学物質の揮発がありません。
ペレットストーブはさいかい産業のRS-4。
前面・上面の鉄板が温まる輻射式の暖房で、無垢杉との相性も良い。
玄関土間スペースは、人が集まれるように、また収納スペースとしても使えるように広くとっています。
玄関近くにも収納用の納戸があります。
平屋増設部を玄関スペースとしています。自転車を置く予定。
玄関には、杉の磨き丸太。構造としてもきいています。
２Fも多用途に利用できるフリースペースをとっています。
将来、部屋として仕切ることもできます。
１Fから２Fへ続く階段は勾配を緩くしています。上りやすく距離感も近く感じます。
２Fにもトイレと洗面スペースがあります。
ロフトへ上る階段もスペースを抑えながらできるだけ勾配をつけないようにつくりました。
洗面台はタカラスタンダード。通風と明り取りの窓が正面にあります。
寝室は勾配天井
寝室には、4畳半のWICがあります。
仕上げは板張りで気兼ねなくハードに使っていただけます。
書斎には天井高の本棚を造作
窓から高台の景色をのぞめる書斎です。
同じタグが付けられた施工例を見る
