「14ひきのねずみ」の家をモチーフにした家|鎌倉市
25坪の規格型プラン「繋の家」をベースに設計しました。
外壁のガルバリウム鋼板の色はオイスターホワイト。明るい印象です。
屋根の上には太陽熱温水器と太陽光発電パネル。蓄電池をセットで購入し、入居当初から完全オフグリッド生活をスタートさせました。
リビングです。
階段下のスペースにペレットストーブを配置。
ストーブはさいかい産業の
SS-5を選びました。
タタミ2畳分の吹き抜けを設けました。
天井にはシーリングファンも設置。
冬はペレットストーブの暖気を2階にもあげて、家全体を暖かくします。
キッチンは無垢の杉材とステンレスの天板で造作しました。
シンクの下はあえて棚を作らずオープンに。
目の前には公園があり、春になると桜がきれいに見えます。
窓の位置は借景を意識するなど、こだわりました。
収納は窓の上に棚板を一枚。
ここまで何もないと、潔いですよね。
将来、車椅子で使用することも考え、トイレと洗面室はあえて建具で仕切りませんでした。
室内置きの給湯器を設置しました。
これは冬に給湯器の凍結防止装置が働いて、余分な電気を使わないで済むため(オフグリッド生活を円滑に行うため)の工夫です。
お風呂はタカラスタンダードのエメロードです。
色は娘さまが選びました。
2階のトイレはタカラスタンダードのティモニです。
手洗い器も設置しました。
天然住宅の和室には、低農薬の畳を敷きます。とても良い薫りがします。
2階の和室からの眺めです。
吹き抜け側の掃出し窓には、断熱効果の高い、ハニカムサーモスクリーンを後日設置しました。
子どもスペースはあえて壁で仕切りませんでした。
(将来的に、部屋を2つに仕切ることを想定し、あらかじめ電気コンセントなどの位置を検討しました)
梁の高さまでの大容量本棚。
無垢の杉材で造りました。
東側には高い位置に丸窓を設けました。朝日がさんさんと差し込んできます。
お子さんが足をぶらぶらさせられるような吹き抜けです。
天然住宅の標準仕様、勾配天井は板張り仕上げ(杉材)です。木目がきれいです。
ロフトです。こちらもお子さんが足をぶらぶらできるようにしています。
1階からロフトを見上げたり、ロフトから1階を見下ろしたり。設計当初のイメージは人気絵本の“14ひきのねずみの家”で、縦の空間でつながれるようにしました。
木製のバルコニーには植物性の安全な塗料で着色しました。
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