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未来の当たり前を考えよう 2013年4月号

 天然住宅の代表二人と、ゲストにサステナのマエキタミヤコさんをお迎えし、それぞれに講演してもらいました。
 今回のイベントは、天然住宅共同代表の田中優によるオフグリッドの提案が主な内容。「ぼくは太陽光発電をずっと薦めてきましたが、ある事実を知ってとてもショックだったんです。

 それは、送電ロス。家庭から電気を送電線に流すと、発電所の送電線に比べて、発電している家の周囲4~5軒に、日中に電気を消費している家庭がない限り、電気は5739倍もロスしてしまうんです。」つまり太陽光で発電しても、売電し、電気を送電線に流した場合、その瞬間に電気が消えてしまっている可能性があるのです。

 一方で、太陽光で発電した電気は今、高く取引されていますが、その買取価格はそのまま一般家庭の電気代として(再生エネルギー発電付加金として)のせられています。太陽光発電した場合は、オンサイトで使うことが一番効率的ということになります。そのためには、蓄電して電気的に自立する必要があります。
 そして、今オフグリッドを可能にする高性能なバッテリーシステムができました。それが慧通信のパーソナルエナジーです!どこが高性能なのかをマエキタさんが説明してくれます。
講演
 まず、爆発しない(重要な評価軸なのだそう)。即充電(1時間に太陽光パネル12枚分)。25年の長寿命。音がいい(聴覚障害の人に「音が聞こえる」と 言わしめるほどきれいな波長の音が出るのだそう)。実残量表示をしている。etc…マニアにとっては、信じられないことのオンパレードな製品なのだそう。

 今、技術の進歩により、電気の自給自足が可能になりました。「独立電源で暮らすライフスタイルが「かっこいい」という世の中にしたい」とマエキタさんは 言います。そして、この「未来の当たり前」を「今」にぐっと引き寄せていくために皆で協力していきたいと強く思うのでした。
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