地球温暖化防止をしたい。そう考えたとき、とても大きな欠点があった。
何かというと、地球温暖化を起こしている原因者を考えたとき、絶望的な気持ちになることだ。
例えばこの日本で考えると、温暖化を進めている国内の二酸化炭素排出量の内、
実に半分までがたった129事業所からの排出量によって占められているのだ。
自分が起こした問題なら、自分のこととして対策することで解決できる。
ところがそうではないのだ。
よく言われるようにその原因が「人々のライフスタイル」の問題だったら人々が努力すれば解決できる。
ところが少なくとも日本で考える限り、私たち自身が解決できることではないのだ。
ほとんど政府が心を改めて解決を目指さない限り解決できない。
元は人々が選挙で選んだのは事実であるものの、政府を改めさせるのは多くの人たちと協力しない限り解決できない。
しかし、日本国内の世論はマスメディアの無責任な報道によって作られている部分が大きく、
「地球温暖化懐疑論」のような面白がらせるための無責任な論調まで存在する。
とてもではないが「つける薬もない」と思わせられるのだ。