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愛着の持てる家づくりを 千葉邸 ~vol2~

愛着の持てる家づくりを

愛着の持てる家づくりを


普段はシステムエンジニアとして働く千葉順二さん。
自然派志向の奥さまと出会うまで、健康にも環境にもまったく関心を持つことはありませんでした。



 「もともと天然住宅を知ったのも妻の影響なんです。
何年も前に相根さんの講演を聞いた妻が、家を建てるならここがいいと思ったそうです。
僕としては正直どこで建てても同じだと思っていたんですが」。


家の建て替えをするにあたり、いくつもモデルハウスを見に行った千葉さん。

最後に天然住宅の見学会に参加し、確かに他の家と違うと感じたそうです。


一番の違いは家に入った時の匂いでした。
「それでもその時はいいなと思っただけでした。決めては後日受けたコンサルティングですね。
これは有料の相談で、必ずしも受ける必要のないものですが、結果的に話を聞いて本当に良かったです。
職業柄マニアックに物事を見てしまう性格なんですけど、話のひとつひとつに説得力を感じました。
給水管や排水管の素材にまでこだわっているところにもおもしろさを感じましたし」。

千葉さんは天然住宅を建てると決めてから、家に使う材を供給する栗駒木材(宮城県栗原市)に家族で足を運びました。

 「栗駒に行ったのは本当に良かったです。自分たちの家に、より愛着を持てるようになったし、現地で働く人の顔を見れたことも、とてもいい経験でした」。

実際に森の中に入り、自邸に使う梁を子どもの目の前で伐採した千葉さん。

その姿を見た当時3才の息子さんが口にしたのは、「おとうさん、かっこいいね!」の一言でした。
思いがけない息子の言葉に、本当に嬉しかったと話して下さいました。

一番居心地のいい場所

愛着の持てる家づくりを


天然住宅を建てて丸2年が過ぎ、暮らしの変化はあったのでしょうか?



 「家にいる時間がとても増えたように思います。
今までは休みの日は外に出掛けることが多かったのですが、家にいたほうがリラックスできるんです。

我が家は2階がリビングなんですけど、ダイニングテーブルのあるこの場所から、勾配の天井部分を眺めるのが好きですね。

太くて大きな梁、きれいな杉の板目、広々とした空間は見ているだけで贅沢な気持ちがします」。


そんな千葉さん、最近ご自身で梁にハンモックを吊るしたそうです。

「ここで昼寝をしたり、本を読んでいます。何とも至福な時間ですよ」と嬉しそうに話して下さいました。

最近では奥さまの誘いで、それまで興味のなかった分野の講演会やセミナーにも足を運ぶことが増えたそうです。

「以前は絶対しなかったことを、最近はするようになったんです。お家効果かもしれません!」とは奥さまの言葉。

天然住宅の家づくりを通して、暮らしによき変化を生み出すことができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
千葉さん、これからもどうぞよろしくお願いします。

千葉さんってどんな人?

奥さまと5才になる息子さんの3人家族。
普段はシステムエンジニアの仕事をされています。
以前はライダースジャケットを着て大型バイクを運転したり、スキーや音楽もやっていました。
多彩な趣味をお持ちの笑顔の素敵な方です。

天然住宅スタッフより

普段は奥さまとやりとりすることが多く、今回久しぶりにご主人とお会いし、正直どんなお話を聞けるのかドキドキでした。
もともと天然住宅の考え方とは対極的な生き方をされてきた千葉さんですが、天然住宅を建て、少しずつ考え方も変わってきたように感じました。
自分なりの暮らしの楽しみ方を見つけられているご様子、とても嬉しかったです。(井上あいみ)
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