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自然素材が身近にあった暮らし 陶山邸 ~vol1~

自然素材が身近にあった暮らし

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普段は石油系化学物質を使わない安全な素材で作った「シナリー化粧品」の販売をしている陶山さん。
天然住宅の前進「アンビエックス」を初めて知ったのは、今からもう10年前、2003年のことでした。


「職場の機関誌で、相根さんのインタビュー記事を読んだんです。そのすぐ後に本社主催のセミナーで相根さんの話を聞きました。その時思ったんですよね、家を建てるならここにお願いしたい!」と。


実は天然住宅のお客様には、陶山さんと同じシナリーの販売をしている方が多くいらっしゃいます。


「人にやさしい、環境に配慮したものづくり」という共通点のおかげで、多くを語らなくても分かり合える、そんな関係をどのお客様とも築いてくることができました。
「高校卒業を控えた18歳の頃、進学にあたり化粧品選びに悩んでいました。たまたま友人のお母さんが、今販売している化粧品の前身にあたるものを扱っていて、どうせ使うなら肌にいいものを選びなさいと、進められるがまま使い始めたんです。

でも当時はシャンプーにしても香りが良くなくて…いいものだと分かっていても、ちょくちょく浮気をしていました。でも出産を機にそれもなくなったんです。子どもたちの体に取り入れるものに責任を持ちたいという気持ちが強まったからだと思います」。

家づくりと化粧品に共通するもの

自然素材が身近にあった暮らし
そんな陶山さんにとって、天然住宅で家を建てるのは自然な流れだったのかもしれません。
シナリーと天然住宅の共通点についてこんな話をして下さいました。

「基礎(素材)を疎かにしないところです。家づくりも化粧品も本質は同じだと思うんです。
見た目がきれいなものが本当にいいものとは限らない。目に見えない部分にこそこだわる。そこが信用できると思いました」。

それから年月を経て、天然住宅を建てられた陶山さん。
これまでたくさんの見学会開催にご協力いただいています。

そこにはある想いがありました。
「天然住宅にはモデルハウスがないですよね。
でも家の購入を考えている人は実物を見たいだろうし、天然住宅の良さは体感してもらうのが一番です。
だからできるだけ協力したいと思っています。それが社会貢献にもつながるような気がして」。

陶山さんにとって家づくりは、仕事はもとより、自身の生き方に通じる考えに根付いたものでした。

そんな陶山さんの夢は

「天然住宅が本当に長寿命住宅だということを、子供たち、そして孫たちに証明してもらうこと」。

自分たちの代では残念ながら見届けることができないけれど、とにかく長く継いでいってほしいと笑顔で話して下さいました。

陶山さんってどんな人?

天然住宅にとっても思い出深い、記念すべき第1号目のお客様です。
2010年2月、大田区羽田にて天然住宅を建てられました。

ご主人と実のご両親、男の子3人の計7人家族。これまでで一番多く、見学会の開催にご協力いただいています。

スタッフ談

気軽に何でもお話することのできる陶山さん。
時々個人的にメールのやりとりをさせていただくこともあります。
3人の、かなりやんちゃな息子さんたちのお母さんということもあってか、見た目からは想像もつかないほどパワフルな方です。
いつでも自然体でありながら、芯の強さを持っている人、今回改めてお話を伺いそう感じました。(井上あいみ)
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