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大変だった両親の説得 冨樫邸 ~vol4~

大変だった両親の説得

大変だった両親の説得

ご夫婦共に医療生協にお勤めの冨樫さん。


今から7~8年前、当時、環境問題に熱心に取り組んでいた職場で、田中優の講演会が開催されました。

その時聞いた天然住宅の話を、ご主人の勝幸さんは頭の片隅でずっと覚えていたそうです。


一方、奥さまの理恵さんは、田中優が監事を務める「ap bank※」が夏に開催しているap bank fesに毎年のように参加していました。


「無理なくポジティブなエコ意識を共振させていこう」

というコンセプトのもと、さまざまな活動を行っているap bank。

その考えに共感し、環境問題や持続可能な暮らしの在り方を、日々の暮らしの中で意識して過ごしてきました。
そんなおふたりが結婚したのは今から3年前。

「結婚したら家を建てることを決めていたのでモデルハウスはたくさん見に行きました。そんな中天然住宅のことを思い出し、見学会に参加しました」。

 天然住宅での家づくりで、一番大変だったのは両親の説得だったそうです。

「天然住宅って何?からはじまり、名前も聞いたことがない小さな会社に対し、大丈夫なの?とかなり心配されました。
でも、最終的には自分たちで説得しました。優さんや天然住宅の本をたくさん読み、住宅で今どんな問題が起きているのか、現在の林業の状況なども話し、ようやく理解してもらいました。
初めは難色を示していた両親も、今ではすっかり安心しています」。

生き方としての家づくり

大変だった両親の説得


冨樫さんが天然住宅に住み始めたのは今年の1月。

天然住宅で迎えた初めての冬はどうだったのでしょうか。



「暖かかったです。床がひやっとしていないので、冬でも靴下をはかずに過ごせました。

夏はけっして涼しいわけではないですが、以前より冷房に頼る機会は減りましたね。

それに、夜から朝にかけて涼しいと、その涼しさが保たれるんです。断熱や自然素材の効果かもしれません」。


先日、冨樫さんのお宅で開催させていただいたお住まい見学会。

最後に理恵さんはこんな話をして下さいました。
「天然住宅のコンセプトは森を守って 健康 長持ち。私自身、特に健康というところに共感しています。
例えば健康と聞くとまっさきに思い浮かぶのは体にいいとか、病気にならないとか、そういうこと。でも体だけじゃない、心の健康もあると思うんです。
自分自身、明日も明後日も明るく楽しく自分らしく、そして幸せに生きていきたい。周りの人にもそうであってほしい。

天然住宅の家づくりはまわりまわって環境や人の健康、働き手にも幸せを届けられるもの。
自分の考え(生き方)に通じるものがあり共感できたのが天然住宅を建てた一番の決め手だったと思います」。

「自称・天然住宅鶴ヶ島支所の営業スタッフ」と明言して下さっている冨樫さんご夫婦。
愛猫「にゃん吉」と共に、これから2度目の冬を迎えます。

冨樫さんってどんな人?

ご主人+奥さん+愛猫「にゃん吉」の3人家族。
2013年1月、埼玉県鶴ヶ島市に天然住宅を建てられました。

山登りが趣味でご夫婦共にMr.Childrenの大ファン。普段からとっても仲の良い、息ピッタリのご夫婦です。

天然住宅スタッフより

ご夫婦共にとってもきさくで明るく、会うたびに元気を頂けます。
(ちょっとおこがましいですが)天然住宅にとってはお客様というより心強い仲間。
Facebookで時々近況をのぞかせていただくのが楽しみです^^(井上あいみ)



※ap bankとは・・環境をはじめとするさまざまなプロジェクトの支援や推進を行う非営利組織。
音楽プロデューサー小林武史と、Mr.Childrenの櫻井和寿、音楽家の坂本龍一の3名が拠出した資金をもとに、2003年に設立されました。
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