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台風19号、初めて避難所で夜を明かした日のこと

台風19_号多摩川
こんにちは、スタッフの井上です。
 
台風19号が去りました。
河川の氾濫や決壊が至るところで相次ぎ、東京でも床上浸水の被害が出る場所もありました。

眠れぬ不安な夜を過ごした方も多くいらっしゃったかと思います。
 
この度の台風で被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 
我が家は多摩川の河川敷沿いにあり、日が暮れる前に避難所へ移動し、夜を明かしました。
建主さまの中には心配して、メールを下さった方もいらっしゃいました。
 
建物等の被害もなく、無事に朝を迎えることができました。
ありがとうございました。
 
その方が言っていた言葉が印象的でした。
「まさか!」が起こる時代なのだと。

 
今後、温暖化が進むと、強烈な台風や豪雨がますます増加するそうです。
 
これまで人間がやってきたことが、このような形で返ってくる。
これまでの「まさか!」は、この先の「やっぱり」になってしまうかもしれない。
 
そうではない未来の形を、今からでも選べるなら、そちらに舵を切る術を学び、選びとって、実行していきたい。
そんなことを思う、週末でした。
 

台風19号_多摩川

台風から一夜明け、避難所から自宅に戻る道すがら。
普段はグラウンドが広がる河川敷が、荒れた海のような姿に変貌していました。
 
ニュースを通して伝えられる、被害の状況を知れば、簡単に「日常が戻ってきた」なんて言うことはできませんが、明け方の多摩川に降り注ぐ朝日に、水面にうつるきれいな光に、安心感を抱いたのも事実です。
 
朝が来たこと、平穏な気持ちでいられることを特別に感じた、10月13日の朝でした。  
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