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井上ブログ

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完成見学会@横浜

こんにちは、スタッフの井上です。

 

昨日は横浜市都筑区で戸建て住宅の完成見学会を開催しました。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

 

午後の部は田中優のセミナーも。

数年後の家づくりに向け、勉強も兼ねてと参加された方が多い印象でした。

 

実は家を衝動買いする方も多いと聞きますが、天然住宅のお客さまは、じっくりと考え、数年越しで建てられる方ばかりです。

どんな家を建てるかは、これからどんな風に暮らしたいか、どんな生き方を選びたいか、という問いにもつながると思います。

なので、慎重に、なのだと思います。

 

これから検討する中で、分からないこと、不安なことも沢山出てくるかと思いますので、個別相談など利用していただきながら、ぜひ納得して進めてくださったらと思います。  

 

ガルバリウム鋼板とそとん壁
▲外壁は1階がシラスのそとん壁。2階はガルバリウム鋼板です。
田中優セミナー
▲田中優セミナーの様子。皆さん、熱心に話を聞いてくださいました。
完成見学会@横浜
▲複雑に組まれた木。柱も梁も太くて頼もしいです。
ロフト
▲子どもたちのお気に入りのスペースになりそうな、ロフト。
すまうと
▲すまうとのベッド。すのこ状になっているので通気性も良く、布団は敷きっぱなしでも大丈夫そうです。ベンチがわりに使ってもいいですね。ちなみにすのこ部分は2分割できるので、引っ越し等の移動でも場所をとりません。
すまうと
▲人気のおぼん。こうやって見ても樹種によって木目が違うことがわかります。木も人と同じ。個性がありますね。
下足箱
▲下足箱。中の棚板の位置は高さが調整できるので、長靴やブーツを入れることもできます。収納数に応じて、下足箱そのものの高さを変えていただくことももちろんできますよ。
玄関収納
▲玄関収納。上着類もかけられて便利です。右側には高さ調整可能な収納棚が。ベビーカー類もしまえますよ。
オープン収納
▲寝室には押し入れやクローゼットがありません。そのかわりにパイプハンガーと枕棚が。見せる収納は物の量やセンスの有無に左右されそうで勇気がいりますが、プライベート空間なので人の目を気にする場所ではないこと、ワンアクションで物に手が届く等のメリットもあるなぁと。(しかもローコストです!)やっぱり見せるのは抵抗があるなぁという方は、スクリーンで目隠しする方法もありますよ。
オープン収納参考記事は→→こちら
手形
▲リビングの隅にお子さんたちの手形を発見!大きくなった時、家を建てた時のこと、思い出してくれるかなぁ。
 
 

ご家族4人 まもなく新居での生活がスタートです

まもなくこの家に住まわれるのは、ご夫婦とふたりの元気な男の子。

奥さまは、ホロソフィー施術をやられているそうで、ご自宅で施術することを楽しみにされていました。

 

身体や心を整えたり癒やしたりする場として、天然住宅を使っていただけるなんてとても嬉しいですし、無垢の杉に囲まれた空間は心地よく、鎮静効果もあって深くリラックスできるだろうなぁと、私も楽しみです。

 

Fさまご家族の暮らしが、家を基盤に、これからますます豊かに愉しく幸せでありますように。そして今後は、天然住宅の建主さま同士のつながりもぜひ楽しんでいただけたらと思います。

 


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ANDADURA

こんにちは、スタッフの井上です。

 

年始に「今年の目標」を立てられる人に憧れます。

自分はというと、立てたはいいけど、数ヶ月もしないうちにどんな目標だったか忘れてしまうこともしばしばで。

 

それに「○○をする!」と決めると、後でできなかった時、必要以上に残念な気持ちになってしまう。それがイヤで何となく尻込みしてしまうのかもしれません。

 

でも、○○をする!と決めなくても、こんな一年にしたいなぁというイメージを持つだけで、過ごし方は変わってくるように思います。

 

というわけで、今年は自分なりのテーマをもうけることに。

それは、「お金との付き合い方に自分なりのものさしを」です。

 

例えば、買い物。

ネットショッピングでほとんどの物が買える時代ですが、同じ物を買うにも、わざわざ店に足を運んで買うことで、その後の物との関係は変わってくるんじゃないかと思います。

 

出会い方って、案外とっても大切で。

そのことを意識して買い物するだけでも、行動が変わりそうです。

  

そして、これも買い物にまつわることですが・・

応援したい会社やお店で買い物をするということも意識したいと思います。

 

一生懸命働いて得たお金を、願わくば「気持ちよく」「わくわくと」「健やかに」。そんな使い方ができたら素敵だなぁと。

買い物は、こうあってほしい未来への投票でもありますから。

 

そんな私の今年最初の買い物は、お財布でした。

作家さんの手作りのもので、ネットで注文することもできましたが、店に足を運ぶことに。
どれにしようかと4つの色の候補を並べて、手にとってはおいてを何度も何度も繰り返して。

悩みに悩んで。

 

その様子を見ていた他のお客さんが、気にかけて声をかけてくださったり。

店主の方がアドバイスをくれたり。

最後はその店主に背中を押してもらう形で選びました。

 

けっきょくお店に行く前に決めていた色を選んだわけですが、そこで悩んだ時間や会話。そして、財布からお金を出して買うという行為や、お財布が入った袋を手に持って帰る道中でのこと。

「買う」の前後にある、行動や気持ちも含めて、気持ちの良い買い物ができたように思います。
最近忘れていた、わくわくする買い物体験になりました。

 

人の数だけあるであろう、お金との付き合い方。

皆さんのそれを聞いてみたい!と思う今日この頃です。

 

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仕事納め
こんにちは、スタッフの井上です。
 
天然住宅は今日で仕事納めです!
今年一年、天然住宅の家づくりや活動に関わってくださいました皆さま、ありがとうございました。
そして、天然住宅を選んでくださった建主の皆さまにも心より感謝申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
 
写真は、キッズスペースでお絵かきに夢中な娘です笑
赤ちゃんの頃から、見学会などにはよく連れてきていましたが、普段の仕事の様子を見てもらうのもいいなぁと、ちょうど冬休み中だったので連れてくることに。
朝、混んだ電車に一緒に乗ったり、いつもお昼に利用するお店に連れていったり。「◯◯◯が学校で勉強してる時、私はここでこんなことをしているんだよ」と伝えることは少し不安になりやすい娘が、私と離れ、少なからず心細さを感じているかもしれない時に、「お母さんもあそこでがんばっている」という励みのようなものにつながったらいいなぁと願いつつ。
どこまで伝わっているかは分かりませんが、お互いにいい経験になりました。
 

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板倉造り@所沢
 
埼玉県所沢市で、「新板倉造りの家、築9年目のお住まい見学会」を開催しました。
 
竣工は2011年。新築時は、ご主人が営む鍼灸治療院が自宅に併設されていましたが、治療院の閉院に伴い3年前に治療院スペースを住宅仕様にリフォームしました。
延べ床面積は約42坪。お子さまが独立され、現在はご夫婦2人と犬2匹で暮らしています。
 
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ご主人のT様は、学生時代から環境系の雑誌を何冊も購読し、高校時代にはバイト代で(有機野菜や食材の宅配サービスを行う)「大地を守る会」を利用していたそうです!
そんなT様が、家づくりに際して調べに調べてたどり着いたのが天然住宅でした。
 
以前、インタビューをさせていただいた時に、天然住宅を選んだ決め手についてこんなことを話してくださいました。
 
自然素材の住宅会社は他にもたくさんありますが、基礎や工法へも配慮し、森のことも考えた会社は他にありませんでした。 
 
また、天然住宅に住みはじめてからはこんなことも思ったそうです。
 
家はいろいろなバランスの中で成り立っているから、単に最高スペックを集めた住宅がけっして最高なわけではない、ということが分かりました。それぞれの機能を絶妙なバランスで配置し、家としての機能を高める術を知っていることが大切で、そのバランスのとり方がうまいのが天然住宅だと思いました。
 
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住みはじめてからも、いかに快適に暮らすことができるかを実験のように試されている印象です。
T様の家では、夏も冬もエアコンを使っているそうですが、家の断熱性を高めることを徹底したことで、エアコンのエネルギー消費は電球ひとつ分ほど(夜間使用時)なんだそうです。それでも家全体を快適な状態にすることができています。 
 
T様のお話を聞いていると、「快適な住まい」のつくり方は、基本性能の高い家をベースに、家電も上手に利用することでさらに深めることができるのだな、ということが分かります。
 
今回、築10年近い家のお住まい見学会を開催させていただけることになり、私たちもその経年変化が気になっていました。
写真をたくさん撮りましたのでご紹介させていただきますね!
 

屋根は洋瓦。外壁は塗り壁とレンガ、そして板張り

板倉造り@所沢
板倉造り@所沢
▲沢山の植木鉢。ちょうどこの季節、紅葉がきれいでした。
板倉造り@所沢
▲板張りの外壁は、茶系の自然塗料を塗っています。塗り替えせずともきれいな状態が保たれていました。
エステックウッド
▲広めのウッドデッキは外の視線を遮るように、パーゴラと木のルーバーで道路側からの視線をゆるやかに遮っています。
雨水タンク
▲手前の樽のようなものは、雨水タンクです。

ギャラリーのような空間は、新築時は治療院。3年前にリフォームで住宅仕様に。

板倉造り@所沢
▲壁の一面を磨き漆喰に。落ち着いた色合いです。
タイルキッチン
▲キッチンはオールステンレス製。ブルーグリーンのモザイクタイルがアクセントに。
板倉造り@所沢
▲既存の壁の板張りは自然塗料で白く塗って、よりナチュラルな雰囲気に。
レチューザ
▲室内の観葉植物には、底面給水のレチューザがおすすめだそう。鉢皿を使用しないため、たまった水を捨てるために重い鉢皿を持ち上げる必要もなくなります。見た目もすっきり。

リビングダイニング

板倉造り@所沢
▲リビングダイニング、そしてキッチンスペースには蓄熱式の床暖房が入っています。
タカラスタンダード
▲キッチンはタカラスタンダードの琺瑯キッチン。
キッチン造作家具
▲キッチンの背面には造り付けの収納を。
木製サッシ
▲(室内犬による)壁の傷対策で、腰壁を板張りに。インナー木製サッシを設置することで断熱性も高まります。

寝室、書斎スペース

書斎スペース
▲階段を上がったところには書斎スペースが。
家具で間仕切り
▲寝室です。同じ空間でありながら、壁で仕切ることで、それぞれのプライベート感が強まります。ちなみに仕切った壁はクローゼットになっています。
ペンダントライト
▲ペンダント照明。配線がむき出しでも、何だか良い雰囲気。
板倉造り@所沢
▲日当たりの良いスペースはひなたぼっこにちょうどいいですね。
シーリングファン
▲夏場は2階のエアコンを使用しています。シーリングファンのおかげで一階にも冷気が届きます。
勾配天井
▲勾配天井は板張り仕上げ。節のない、美しい木目です。
IMG_20191117_1120061
▲あたたかいね(ちょっとまぶしいかな)
板倉造り@所沢
▲目が合いました^^
板倉造り@所沢

脱衣室

洗面脱衣室
▲洗面脱衣所。(写っていませんが)床は檜の材を使っています。(洗面所以外は全て杉材です)
 
ドライルーム
▲洗面脱衣所の奥にはドライルーム。冬場以外はここで洗濯を干すそうです。
 

10年、15年…これからの変化も楽しみです

 
きれいに住んでいただいているというのもあるのかもしれませんが、見学をされた方からも、自然素材住宅の経年変化について、良い印象を持っていただけたように思います。
これから、10年、15年とさらに年月を重ねる中で、どんな変化があるのか(ないのか)、見せていただくのがさらに楽しみになりました。
 
お話を伺ったところ、T様は家電マニアのよう。
家電に限らず、道具についてもこだわりをお持ちで、おすすめの物を色々と教えていただきました。
最近のおすすめは「麻素材」だそうで、キッチンクロスや台ふきん、タオルや寝具類も、コットンのものから麻のものに買い替えられているそうです。(いただいたヘンプのふきんがとても使いやすくて、毎日愛用しています!)
 
お会いするたびに、なるほど〜!ということや、思わず真似したくなるような暮らしのアイデアを教えてくださるT様。
またお会いできる日を楽しみに。
どうもありがとうございました! 
 
 

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完成見学会@中野区
こんにちは、スタッフの井上です。
 
週末は中野区で今年最後の見学会を開催しました。
午前、午後と沢山の方々にご来場いただきました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
 
私たちが見学会に参加していただきたいと思っている理由のひとつに、天然住宅の「空気」を体感していただきたい、というのがあります。

木の良い薫りがするから、だけでなく、不自然な匂いがしない、というところがポイントです。(当たり前すぎて気づかない方もいると思います^^;)
 
その不自然な匂いというのは、いわゆる「新築の匂い」と言われているもの。
新車や新居に入ると決まってするあの独特の匂い。実は「新しい匂い」ではなく発がん性物質である「ホルムアルデヒド」の匂いだということを知っている方は多くないと思います。
 
田中優のセミナーではいつもその話からはじまります。ちょっとドキッとするけれど、とても大切なこと。なぜかというと、私たちは飲食物で摂取する約5.5倍の量の「空気」を毎日吸っているから。重さなんて気にしたこともないような空気をそんなに吸っていることにも驚きですよね。
 
食事を気にするのももちろん大切だと思います。だけどそれと同じくらい(できればそれ以上に)住まいの空気を大切にしてほしい、と思っている理由はここにあります。
 
スイッチプレート
シラス壁
天然住宅のおすすめのひとつで、導入された方にもお褒めの声をいただくことが多い蓄熱式の床暖房。寒さが厳しかったこの日も体感していただく予定だったのですが、設備の都合で叶わなかったことが本当に残念で申し訳なくて…
良くも悪くも冬の寒さをしっかり感じられる見学会になってしまいました^^;
 
見学会では冷えてしまっていた無垢杉の床ですが、これもまたおもしろくて、晴れた日に日差しがあたると蓄熱してとても暖かくなります。我が家は床に1.5cmの厚みの無垢杉を敷いていますが(天然住宅では3cm厚が標準です)外の空気が冷たくても、日差しが入る日は夕方まで暖房なしでも室内はぽかぽか。だから晴れ予報の日はあえてカーテンを開けて家を出ます。合板の床ではきっと叶わない、自然素材のおもしろい特徴のひとつだと思います。
 
個人的にも好きな漆喰の塗り壁は、塗り方によって違う表情を見せてくれます。
今回は外壁も内壁も「シラス」という火山灰の堆積物を主原料にしたものを使いました。
外観はサッシの外側を木枠で囲み、茶系に塗装したことでモダンな雰囲気です。
 
階段
すまうとのタオル掛け
外壁もシラス漆喰の塗り壁
設計士とゼロから造った家は、細かなところにも住まい手の希望が詰め込まれていて、見ていてわくわくしました。
これからどんな風に暮らされていくのか楽しみです!
 
天然住宅の見学会、来年1月は千葉県柏市で、2月には横浜市で、どちらも完成見学会を開催する予定です。
詳細は準備ができ次第ウェブサイトでお知らせしますね。
来年も見学会、イベント等、色々と企画していきますので、ぜひ足をお運びください!