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選挙後に思うこと

都知事選
参議院選、都知事選が終わりましたね。
 
結果もさることながら投票率が低いことに、「何でだろう」「どうしたら上がるのだろう」と選挙の度に思います。
無関心でいられたり、考えることを放棄してしまったり・・・。いろいろな理由があると思いますが、「やっぱり根本には教育があるのかな」「余裕のなさも関係あるのかな」、そんなことを思ったりします。
 
若い人たちの間では、選挙に行く人を「意識高い系」呼んで冷やかすこともあるようですが、意識の高い低いに限らず“環境や習慣がもたらす行動”というのもある気がします。
 
例えば親が必ず選挙に行っていた家庭で育った子は、自分が大人になった時、選挙に行くことを普通(自然)のことだと思うかもしれません。逆に親が選挙に行くことがあたりまえでない家庭で育った子は、選挙に行くことじたいが大きなハードル(行かないことが普通)であるかもしません。
 
けっして個人の意識だけでははかれない、“育った環境によってつくられる習慣”が行動のベースになるということは、少なからずあるんじゃないか。そう考えると、単純に“選挙に行かない人”を責めることはできないし、選挙に行くことで自分の持つ権利をちゃんと行使したいと自然に思える自分は、“たまたまそういうモチベーションを持てる環境で育っただけ”だと言えるかもしれません。
 
私には4才になる娘がいます。娘が大きくなったら、やっぱり自発的に社会に関わってほしいし、もちろん選挙にも行ってほしい。
そのためにできることといったら“ポジティブな行動を促せるような環境づくり”コツコツとしていくことなのかなぁと思います。
 
それはたとえば政治のことや、選挙のことをより身近に感じてもらえるような働きかけかもしれません。まだあまり意味は分からないかもしれないけれど、暮らしの中でそういう話がよく出てきたり、投票にはいつも一緒に行ったり。地味なことですが、そうすることで、彼女の記憶に「何かしら」のメッセージと習慣を残せたらいいなと思っています。(あんまりしつこくアプローチするのも、それはそれでよろしくないですが・・)
 
さて14年後、娘がどんな選択をするのか、楽しみなような、そうでもないような。
だいぶ気が早いですがそんな考えをめぐらせている、今日この頃です^^;
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