我が家では、3人目が生まれ、子育ても小慣れてくるかな、と思いきや、そんな事はなく。
子育ての悩みはただ×3になったわけで。
もっと言えば、それぞれの関係性も考えると3乗されているような時もあるわけで。。
そんな途方に暮れそうなとき、この本をパラパラとめくるとよいでしょう。
何度も読み返したい本であり、みんなに読んでもらいたい!と思う本です。
この本は、柴田愛子先生の「リンゴの木」にお子様を通わせている建て主様から教えてもらって読みました。
本を読んで感動したので、先日、講演も聞きに行きました。
講演もすごい良くて、
聞いてしばらくは子供のことを考えるときや、妻と子供の話をするとき、
愛子先生の話し方になってしまいます。
この本から受け取ったメッセージは「そのままでもいいのよ」ということ。
「だってそのまま大人になるわけないじゃない!」と心の中のミニ愛子先生が話しかけてくるようになります。
やらなきゃ!と思ってるしつけの多くは、「実はやらなくてもいいんだ」と思えたら、かなり肩の荷が降ります。
しつけは押しつけ。
でも本当に気になっちゃうことはいいのよ。
それがあなたが親である価値なんだから。
誰かが「そうしなくてはいけない」と言ってることと
自分が「やってほしいな」と思うことを
自分の中でもちゃんと見分けて考えないといけないな、と思いました。
みんな同じように悩んでいることを知ると安心できるし、
愛子先生の視点を通して、面白がって子供の行動が見れたら、子供達を愛おしく感じることができます。
あと、子供の年齢によって、彼らが見えてる世界が違っていて、
子供の見えてる世界がなんとなくわかってくると、コミュニケーションの取り方も
こちらの気持ちも変わってきます。
この社会はほとんどの場所が大人のための場所。
子供達は肩身の狭い思いをしながら育たなければいけない。
その状況は少子化の日本では避けられないことなのかもしれません。
でも、みんながこの本読んだらもっと子育てしやすくなるのに!!と思いました。
天然住宅でも講演会企画したいです。
田中の読書日記「今日からしつけをやめてみた」柴田愛子
同じタグが付けられたブログを見る