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テーマ:小野寺ブログ

みなさん、こんにちは。

木造は燃えやすく、火災被害のリスクが高いと思われがちです。

法令で定められていることや木の特徴に加えて、天然住宅ならではの考え方もご紹介します。

外部で起こる火災


家の外で起こる火災に対しては、屋根・外壁・窓などを燃えにくい構造にしなければなりません。

建物の敷地が防火規制区域(準防火地域など)に定められているか、建物が隣地や道路からどのくらい離れているか(延焼ライン)により、仕様が変わります。

天然住宅の外壁は、ガルバリウム鋼板や塗り壁を使用しています。

下地を燃えにくい材料にすることで、外壁に木を使用できる場合もあります。

内部で起こる火災


家の中で起こる火災については、火気使用室(キッチンなど)の内装に制限があります。

天井と壁は準不燃材料や不燃材料とする必要があり、天然住宅では漆喰・タイル・ホーロー(いずれも不燃材料)などを使用しています。

木は燃えやすい?


火気使用室以外の部屋については、法的規制を受けないことがほとんどです。
とはいえ、やっぱり木をたくさん使用していると、火災時のリスクが高いと思われがちです。

まず、火災は本や家具などの可燃物が燃えることで起こる場合がほとんどです。
発生するリスクという意味では、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造にあまり差がないとも言えます。
構造体が燃え始めるわけではありません。

では、燃え始まってからはどうか?

木は可燃物ですが、燃え抜けるまでに時間がかかるという特性があります。

熱伝導率が低く、内部に水分も含んでいるため、なかなか燃え始める温度(250℃くらい)にまで達しません。
(熱伝導率が低いほど熱が伝わりにくい)

また、表面が燃え始めても、すぐに炭化層を形成します。
炭化することで、まだ燃えていない部分への熱の侵入を低減し、酸素の供給を阻止します。

杉の炭化速度(燃え進む速度)は「0.6mm〜1.0mm/分」と言われています。
天然住宅でよく使用している30mm厚のフローリングが燃え抜けるのにかかる時間は、30分ということになります。
30分の間に逃げることができ、消防車が到着できると考えることもできます。(消防車が到着する平均時間は10分以内)

燃えないことも大切ですが、燃え抜けないようにするという考え方も大切です。
焼杉製作
▲焼杉を製作している様子。バーナーを当てている付近は一時的に火が着くが、写真上の方は火が消え、炭化層を形成しているのが分かる。
焼杉
▲焼杉板の炭化層

天然住宅ならではのこと


天然住宅の家は有害な化学物質を使用しておりませんので、火災時に有害ガスが発生するリスクが低いと言えます。

ビニールクロスに含まれる塩化ビニル、塗装や断熱材として使用されるウレタン、その他薬剤等を使用している建材からも、有害なガスが発生する可能性があります。

燃え方やガスの濃度によってもリスクは変わりますが、なるべく使用しないという選択は持つべきなのだと考えています。

テーマ:井上ブログ

天然住宅_グリーン
 
こんにちは、スタッフの井上です。
 
事務所にグリーンがやってきました。
天然住宅の外構工事で、建主さまのお庭をいつも素敵に設えてくださる、埼玉県川越市の「栗原造園」さんにお願いしました。
 
自然素材×グリーンの相性が抜群なのは、言わずもがな。
緑があるだけで、空間が生き生きとします。
 
枯らさないように。元気に育つように。
 
ちなみに天然住宅の「生きもの係」はスタッフの大迫。
大迫に任せすぎず、みんなでお世話したいと思います^^

 
栗原造園さん、ありがとうございました!
 
▼栗原造園のホームページはこちら

http://www.kuriharazouen.com/
 

天然住宅_グリーン
天然住宅_グリーン
天然住宅_グリーン
天然住宅_グリーン

テーマ:井上ブログ

天然住宅_調布市
こんにちは、スタッフの井上です。
 
2015年の暮れにお引き渡しをした調布市の建主さまの家を訪問しました。
建築中は奥さまのKさまが家づくり新聞を毎月作られるのを読むのが楽しみでした。

ほのぼのとした雰囲気、かつ読み応えある充実した内容!家づくりを検討中の方にも役立てていただける新聞でした。

建築してずいぶん経つと、ほとんどのことを忘れてしまうそうで、だから(新聞を)作っておいてよかったと、Kさまはおっしゃいます。
 

Kさんは、0歳と2歳の子どもを育てるお母さん。とても柔らかな雰囲気の方ですが、想像以上にパワフルな一面も。

作家の木皿泉さんが書いた「すいか」という作品が好きすぎて、去年から「すいか」ファンの集いを企画しています。
 
すいかは16年も前に放送されたドラマですが、全国にいるすいかファンはとても多いそうで、去年はキャンセル待ちが相次いだため、今年は100人規模で開催しました。(それでも超満員!)
自然と手伝いたいというボランティアも集まり、準備から当日まで、アドレナリン全開でとても楽しかったそうです。
 
そんなKさんの夢は、木皿泉記念館を作ること!だそう。
簡単なことではありませんが、Kさんを見ていると、いつか叶えてくれそうな気がしてなりません(^^)

 
ドラマすいかイベント
今年のファンの集いには、木皿泉さんも会場に駆けつけ大変な盛り上がりでした。

実は天然住宅スタッフにも、木皿泉ファンがけっこういまして、イベントには私も含め3名のスタッフが参加。とても楽しませてもらいました。
 
ドラマにまつわる手作りのかるた大会、景品もお土産もファンにはたまらなく嬉しいもの。
ロケ地ツアーもあり、ドラマに出てくる喫茶店での打ち上げ(店主さんも喜んでました)もあり、最初から最後まで、何から何まで楽しくワクワクする時間でした。
 
木皿さんに「(ちょっと)気持ち悪い」と言わせてしまうほどの(もちろん褒め言葉として)ひとりひとりの熱量や、「好きすぎる」気持ちから、たったひとりでイベントを立ち上げ、多くの人をまき込みながら喜んでもらえる会を作り上げるKさんの実行力。「好き」のチカラ、「夢中になる」チカラの凄さを改めて実感しました。
 

開催を間近に控えている建主さま向けの親睦会。こんな盛り上がりになったらそれはもう奇跡のようですが、それはちょっとハードルが高いので^^;
「楽しかったな、また参加したいな~」と思ってもらえるような、居心地の良い会にできたらいいなと思います(^^)

 

Kさん、ありがとうございました〜
また親睦会でお会いしましょう!
 
【実例写真】

▼「安全素材の防音ルームがある家」
 
【参考記事】

▼「お客様の声」メッセージいただきました。
 
▼家づくり前に読んでほしいKさん家の「家づくり新聞」
 
野菜食堂_調布_みさと屋
▲ご近所にある自然食品&玄米菜食屋さんのお弁当をテイクアウト。
こんなお店が近所にあるなんて、うらやましい~。体に染み入る美味しさでした。
調布は児童館も充実しているらしく、子育てしやすそうです。他にも美味しいご飯屋さんや珈琲屋さんもあるそうです!

テーマ:井上ブログ

天然住宅親睦会
こんにちは、スタッフの井上です。
 
今月下旬、設立12年目にして初めての、建主さまをお迎えした親睦会を開催します!
 
当日はスタッフも合わせると100名ほどに。
午前・午後の部と分けて開催するものの、オフィスにこれだけの人が集うのは初めて…
嬉しさや楽しみが勝りつつも、とても緊張しています。
 

建主さまにも、当日に向け、楽しみな気持ちを少しずつ高めていただけたらなぁと、しおりを作りました。
 
遠足を待つような気持ちで待ってくださっていたら嬉しいです。
 

天然住宅親睦会
天然住宅親睦会

テーマ:田中ブログ

天然住宅構造見学会@岡山
 
こんにちは、スタッフの田中竜二です。
 
先月下旬、岡山にて構造見学会を開催しました。
和気での建築は、田中優宅に次ぐ二棟目です。
 
和気は移住者がとても多い地域で、若いご家族もたくさんいらっしゃいます。
見学会にもお子様がたくさん来てくれて、賑やかな会になりました。
 
今回の構造見学会の見所は、吉野の杉や松を贅沢に使った木組みです。
7寸角の杉の通し柱、それより太い松の梁は迫力がありました。
 
大工さんの刻みも綺麗に仕上げてくれていました。
通し柱の絡むところは、複雑な架構で建て方は大変だったそう。
これだけしっかりと組まれてたら、外せと言われても外せない!
見た目からもその頑丈さが伝わってきます。
 
断熱材も充填されていました。これから外壁、内装共に仕上げていきます。
完成予定は10月中旬です。また完成見学会でお会いしましょう!
 
天然住宅構造見学会@岡山
天然住宅構造見学会@岡山
天然住宅構造見学会@岡山
天然住宅構造見学会@岡山