HOMEブログ > 井上ブログ

井上ブログ

テーマ:井上ブログ

鎌仲ひとみ監督

先日、世田谷代田にある、映画監督の鎌仲ひとみさんの事務所にお邪魔してきました。
2時間半ノンストップで、多岐に渡る内容で話をしましたよ。
とても楽しかったです!
 
映像と住宅、分野こそ違いますが、社会の構造を紐解き、真実を伝え、歪みを解決しようしている部分で、重なる部分が多いなと思います。これからいろいろとコラボレーションさせてもらえたら嬉しいです^^
 
打合せ後はみんなでお昼を食べに、駅近くのご飯屋さんに。
食後に田中優と鎌仲ひとみ監督の2ショットをいただきました♪
仲良しのおふたり、約2年ぶりの再会だったそうです。
 
世田谷代田駅は、小田急線の下北沢駅の隣にある駅なのですが、ただいま駅間をつなげる緑道工事の真っ最中だそうです。
下北と言えば、ファッションや食など、さまざまなお店が所狭しと並んでいるイメージえすが、どうやら飽和状態になりつつあるようで、最近はポツポツと(続々と?)世田谷代田駅付近に新店舗がオープンしているそうです。
楽しいまちになりそうだなとわくわくしました。
今度プライベートでも遊びに来たいなと思います。
 
▼鎌仲ひとみ監督の公式ホームページはこちら

テーマ:井上ブログ

小さき声のカノン
▲鎌仲ひとみ監督との2ショット写真。
小さき声のカノン
▲映画のパンフレットです。
 
先日、鎌仲ひとみ監督の「小さき声のカノン~選択する人々~」の上映会に参加してきました。
2011年3月に起きた東京電力福島第一原発事故。そして1986年に起きたチェルノブイリ原発事故。その後を追いかけたドキュメンタリー映画です。
 
鎌仲監督は過去に、核をめぐる映画を三本作られています。それらの映画に込められているのは、「子どもたちを被ばくから守りたい」という一貫した願い。そして今回の映画にもその願いは強く込められていました。さらに「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことが取材を通して伝えられており、そのために「保養」がいかに重要であるかも描かれていました。
 
放射能で汚染されてしまった場所。できるならば、一日も早くその場から離れたほうがいいのかもしれませんが、さまざまな理由からその場を離れず、そこで暮らし続ける選択をした人たちがいます。どんな気持ちでとどまり、どんな想いで暮らしているのか。そこにはもちろん苦悩もありますし、我が子への変わらない愛情もあります。暮らし続けると決めたからには腹を括り、被ばくの影響が少なくてすむよう、最善の策をとろうと努力している親御さんたちの姿が丁寧に描かれていました。
いろいろな感情に揺れ動かされながらも、「子どもたちを守りたい」という一心が、お母さん、お父さんたちを強くさせているのかもしれません。
 
映画を見ていていろいろな感情が溢れました。とにかくこの日、この場所でこの映画を見ることができてよかったと思います。上映後のスペシャルトークでは、女優の樹木希林さんも登場しましたが、その佇まいや発言、雰囲気すべてにしびれました。
 
この映画のサブタイトルは「選択する人々」。
自分は日々どんな選択をしているのか、これからどんな選択をしていくのか。そんなことも考えさせられました。
「選択をする」ためには、自分の考えを掘り下げていくことが必要ですし、自分以外の人の考えや声に耳を傾けることも必要です。そして社会とのつながりを断ち切ることもできません。私たちの暮らしは社会という大きな土台の上に成り立っていて、言わば切っても切り離せない関係ですから。(だから選挙だって、どうせ変わらないからと諦めてはいられないのです。)
 
鎌仲ひとみ監督には、個人的にも親しくさせていただいているのですが、今回、約3年ぶりにお会いしました。
実は設立当初、天然住宅バンクのミーティングなどにも参加してくださったことがあるんですよ。
大好きな“鎌ちゃん”のエネルギーに触れ、元気をたくさんもらいました。 
 
映画を見て思ったことがあります。
鎌仲監督の映像作品。いつか天然住宅でも上映会を開催したいな!ということ。
住宅を販売する会社ではありますが、こういう社会に向けたメッセージも、ちゃんと発信できる会社でありたいと思っています。きっと代表はじめスタッフもそんな風に思っていると思います。
 
「小さき声のカノン」が多くの方の目に触れ、心に届く作品になりますように。

▼鎌仲ひとみ監督の公式ホームページはこちらです。


テーマ:井上ブログ

田中優と西田栄喜さん
先日、未来バンクの総会に出席しました。
未来バンクとは22年前
に日本で初めてできた、市民が自発的に作ったバンク(=NPOバンクと呼ばれています)のこと。天然住宅バンクもNPOバンク(※)のひとつで、どちらも田中優が代表を務めています。私もふたつのバンクの活動に関わり8年程前から理事をしています

 
総会では毎年ゲストをお呼びし、講演をしていただいているのですが、今年は石川県金沢市で“日本一小さい農家”として活躍する“風来の源さん”こと西田栄喜さんに来ていただきました!
 
最近、優さんとの会話の中でよく出てきていた源さん。ずっと話を聞いてみたかったんです。
 
30aという一般農家の約1/10の広さの農地で年間1200万円を売り上げ、年収は600万円。これは専業農家の平均年収の3倍なんだそうです。
 
話を聞くと、とにかく物事の見方、捉え方、考え方がおもしろかったです。 発想の転換と言うのでしょうか。農家にとって大事な農機具はパソコンだとおっしゃっていて、SNSを活用しながらファンを増やしていました。
キャッチコピーやネーミングのセンス、イベントのアイディアなど、自分の仕事にも活かせそうでたくさん刺激を受けました。

 

今年2月に農文協から出版した書籍「小さい農業で稼ぐコツ」はとても好評で、すでに1万部を売り上げているそうです。新たに別の出版会社からの執筆依頼もきているとのことで、これから要注目の農家さんだと思います。
 
もとは優さんのセミナー(ワークショップ)に参加し、そこからヒントを得て、試行錯誤を繰り返しながら、今のスタイルで農家を営むようになった源さん。講演では、農業界における未来バンクのような存在になりたいと仰っていました。
 

是非、注目してみてください!
 

▼風来の源さんのホームページはこちらです。

▼未来バンクのホームページはこちらです。
 

NPOバンクとは・・市民が自発的に出資した資金により、地域社会や福祉、環境保全のための活動を行うNPOや個人などに融資することを目的に設立された「市民の非営利バンク」のことで、「金融NPO」「市民金融」などとも呼ばれています。

テーマ:井上ブログ

東京蚤の市
東京蚤の市
先月の話ですが・・・娘と一緒に「東京蚤の市」に行ってきました!

幼い頃から、新品よりも姉のお下がりがほしい!と言っていた私は、
どうやら昔からちょっと“古めかしいもの”が好きみたいです。
そういえばいつもレトロな雰囲気のものに惹かれるなぁと、それは何でなのだろうと考えてみました。
そこに、そのものが辿ってきた何かしらのストーリーを見出してしまうのかもしれないし、
何だか懐かしい感じがするのが、いいのかもしれません。
馴染みやすさ、親しみやすさ、きれいに整っていない無骨なところもある、ナチュラルなかわいらしさ。
そういうものがそばにあると、ちょっと落ち着くんですよね。

東京蚤の市
入口付近にあった大きな垂れ幕。
娘の足が見えてます(笑)



東京蚤の市
すごい人!!(普段、人の多いところに出掛けることがほとんどないので、正直怯みました。。)でもせっかく来たんだし、楽しむぞ~



東京蚤の市
お目当ての北欧市。



東京蚤の市
こんなオブジェもありました。



東京蚤の市
「何だろう、これは?」 
娘も積極的に参戦しています。



東京蚤の市
キッズエリアがあったり、子どもたちが本を読める場所もありました。



HUGSY DOUGHNUT
フードエリアはどこも混んでました。
私たちはドーナツ屋さんの列に並びました。



東京蚤の市
無心にモグモグ。



東京蚤の市
最近ジブリアニメの「魔女の宅急便」を見たばかりの娘。「飛べるかなぁ~」



東京蚤の市
籠を持っただけで、この笑顔!(笑)



東京蚤の市
「ん?何をするのかな?」



東京蚤の市
「ぼうし~♪」



東京蚤の市
ヴィンテージもののミニカーです。



東京蚤の市
こちらもヴィンテージもの?のぬいぐるみです。



東京蚤の市
これは何だろう?



東京蚤の市
たまご??



東京蚤の市

帰り際、娘の姿が一瞬見えなくなったと思ったら、池を眺めていました。

いつもの休日は、娘の行きたいところに行く、というのが定番の過ごし方ですが
親の行きたいところに行ったのは、もしかしたら初めてのことだったかもしれません。

正直、ゆっくり見ることはできなかったし、けっきょく何も買わなかったのですが、、
行きたいなぁと思っていた場所に、娘と一緒に行けたというのが、私にとってはとても“大きな出来事”でした。

付き合ってくれてありがとう。
ちょっぴり疲れたけれど、楽しい休日でした。

テーマ:井上ブログ


組手什(くでじゅう)とは、国産材でできた長さ2mの木工キットのこと。自分で好きな長さにカットして、レゴブロックのように自由に組み合わせてオリジナルの木製棚をつくることができます!

前回ブログで組手什家具を紹介したところ、あちこちから「自分もつくってみたい!」という声をいただきました。思いもかけず良い反応をいただきとても嬉しかったです

今日ご紹介するのは、藤沢市辻堂にお住まいのSさまが作ったもうひとつの家具「キッチン小棚」です!

先日アップしたSさま邸の<施工例写真>にも掲載したのでご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。

キッチンスペース

▲Sさま邸のキッチンにはガスコンロの奥に奥行き30㎝ほどのスペースがあります。
普通ならデットスペースになるところを有効利用し、物を置く棚として活用していただこうとコンロの高さよりも15㎝ほど上げました。

あるととても便利そうな空間だけれど、Sさんはいったいどんな風に使うのかなー?と興味津々でした。

キッチン収納
▲Sさんの利用方法はこちら!

本棚を作った際に余った3本の組手什を使い小さな棚を作りました。
大きさは幅36㎝、奥行き20㎝、高さ36㎝。小ぶりなので、作業時間も20分ほどだったそうです。
無垢の木なのであたたかみがあってかわいらしい雰囲気調理中に使うもの、あると便利なもの、ちょこっとグリーンも添えて雰囲気もgoodです。


キッチン収納
国産材を活用しながら気軽にDIYができるのはやっぱり魅力的ですよね!Sさんからはこんなメッセージもいただきました。

「組手什の良いところは設計さえちゃんとできればほぼ何でも作れるところです。
切っている間も木の香りがして心地よく、釘や接着剤など使わずに作れるので子どもにも安心です。
初心者としての教訓は、大きいものを作ろうとせず、まずは小さいものから作ってみるのがおすすめです!」


とのことです^^


組手什は、天然住宅のパートナー団体、「NPO法人 日本の森バイオマスネットワーク」から購入可能です。

この度の熊本地震で、在庫の組手什をすべて現地に送られたそうで、現在生産中とのこと。(組手什は災害支援にも役だっています!)
6月中旬頃から発送可能だそうですよ。

興味のある方は是非ホームページをチェックしてみてくださいね!